韓国サラリーマンパパのリアルな一日 — 育児と仕事、その間のコーヒー一杯の余裕
韓国で暮らすサラリーマンパパのリアルな一日を綴りました。朝の育児戦争から、育児時間制度を使った出勤、退勤後の第二の戦争、そしてコーヒー一杯の余裕まで。

朝6時30分。アラームが鳴ります。いや、アラームより先に子どもに起こされます。韓国で暮らすサラリーマンパパのリアルな一日を綴ります。
パパの朝は戦争です
朝6時30分。アラームが鳴ります。いや、アラームより先に子どもに起こされます。
「パパ、お水ちょうだい。」
目をこすりながら起き上がって水を渡し、ここから朝の戦争がスタートです。
子どもたちをお風呂に入れるのは毎日のことなのに、毎日新しいドラマが生まれるんですよね。上の子は「自分でできる!」と言いながら石鹸を使わないし、下の子は水遊びモードに突入して、洗面所の床がプールになっちゃいます。やっと洗い終わったと思ったら、今度は朝ごはんの戦いです。
「これイヤ。あっちが食べたい。」
韓国のパパたちなら全員うなずくと思います。一生懸命用意したごはんを前に、子どもがスプーンを持つまでの長い長い交渉タイム。結局なんとかごはんを食べさせて、着替えさせて、カバンを持たせて、幼稚園に送り届けます。
幼稚園の前で「パパ、バイバイ〜!」と手を振る子どもたちの後ろ姿を見ると、戦争のような朝の時間が一瞬で温かい記憶に変わります。そして束の間の解放感を味わいます。
育児時間制度を使った遅めの出勤
韓国には「育児時間」という制度があって、小さい子どもがいる社員は勤務時間を短縮できるんです。おかげで朝は子どもたちを幼稚園に送ってから出勤できます。出勤時間は10時。
幼稚園の送りを終えて家に戻ると、一日の中で一番静かな時間がやってきます。コーヒーを一杯淹れて、ちょっと座って息をつきます。このたった10分が、一日を乗り切るための充電タイムなんです。温かいコーヒーを一口飲みながら、「今日もやるぞ」と自分に言い聞かせます。
そして10時、出勤。
午後6時まで、集中して仕事
会社に着いたら、休む暇なく仕事に取りかかります。遅めに出勤している分、勤務時間中は最大限集中しないといけません。
お昼休みは韓国のサラリーマンにとっての小さな楽しみです。同僚と一緒に近くの食堂でごはんを食べて、コーヒーを飲みながらちょっとおしゃべり。この短いコーヒータイムが午後の仕事へのエネルギーチャージになります。
そうやってバタバタ仕事をしていると、あっという間に5時半。そろそろ帰る準備を始めます。なぜなら、6時には必ず会社を出ないといけないからです。子どもたちが待っていますからね。
退勤後、第二の戦争が始まる
6時に退勤したら、急いで子どもたちを幼稚園に迎えに行きます。幼稚園の門から走ってくる子どもたちを見ると、一日の疲れが一瞬吹き飛びます。
「パパ!今日幼稚園でこれ作ったの!」
子どもたちの話を聞きながら家に向かいます。でも、家に着いたら本当の第二の戦争が始まるんです。
晩ごはんを食べさせて、お風呂に入れて、子どもたちとの時間。韓国のパパたちの間では「退勤後が本当の勤務」という言葉があるんですが、本当にその通りです。
ごはんを食べさせて、お風呂に入れて、絵本を読んで、遊んであげて、寝かしつける。文字にすると一行ですが、これがスムーズにいく日はほとんどありません。絵本を読んでほしいと言ったのに急にブロック遊びをしたいと言い出すし、歯磨きしようと言えば逃げ回るし、「寝ようね」と言えば「もう一回だけ!」の連続です。
それでも、子どもが腕の中でスーッと眠りに落ちる瞬間、「今日も一日がんばった」という達成感がこみ上げてきます。
子どもが寝た後、自分だけの時間
夜9時ごろ、子どもたちがやっと寝ます。ここからが本当の自分の時間です。
疲れていますが、この時間だけは諦められません。もう一杯コーヒーを淹れて(今日3杯目)、自己研鑽の時間をスタートします。
ブログの記事を書いたり、新しい技術を勉強したり、個人プロジェクトを進めたり。この時間があるからこそ、毎日がただの繰り返しではなく、少しずつ前に進んでいる実感が持てるんです。
もちろん、疲れすぎてソファに横になったままYouTubeを観て、そのまま寝落ちしちゃう日もあります。それでもいいんです。パパだって人間ですから。
まとめ
振り返ってみると、毎日が一瞬で過ぎていきます。朝目を覚ましたら、あっという間に夜になっている。「今日何したっけ?」と思うくらい時間が早いです。
でも、その忙しい一日の中で見つける小さな余裕たち——登園後のコーヒー一杯、お昼休みの同僚とのおしゃべり、子どもが寝た後の静かな夜——こういう瞬間が積み重なって、一日を乗り越える力になっています。
韓国にはこんな似たような日々を過ごしているパパたちがたくさんいると思います。育児と仕事のバランスを取ろうとがんばって、そのすき間で自分だけの時間を作り出そうと努力しているパパたち。
今日もお疲れさまでした、パパたち。
明日もファイト。