日常

韓国人が日本に来て驚いたこと5選

韓国人の視点で日本に来て驚いたことを5つご紹介。自動販売機の多さ、現金文化、挨拶の丁寧さ、トイレのきれいさ、四季の行事まで、韓国との違いを正直にお伝えします。

#日常#韓国人#日本文化#カルチャーショック#日韓比較

韓国人が日本に来て驚いたこと

韓国と日本は同じ東アジアの国で、飛行機でわずか2時間の距離にある近い国です。文化的にも似ている点が多いので「ほとんど同じじゃないの?」と思われがちですが、実際に日本に来てみると驚くことが本当にたくさんあります。

今回は韓国人の視点から、日本に来て「え?!」と驚いたこと5つを正直にご紹介します。


1. 自動販売機が多すぎる

日本に来てまず最初に驚くのが、自動販売機の数です。

韓国にも自販機がないわけではありませんが、日本は次元が違います。駅前はもちろん、住宅街の路地、山の中の登山道、さらには田舎の田んぼのど真ん中にも自販機が立っています。日本全国に約500万台あるそうで、だいたい25人に1台の割合です。

しかも売っているものも多種多様。飲み物は基本として、温かい缶コーヒーと冷たい飲み物が一台の中に並んでいるのも不思議です。アイスクリーム、カップ麺、さらには新鮮な卵や果物を売る自販機まであります。最近では冷凍ラーメンや餃子を売る冷凍食品の自販機も増えていて、自販機の進化に終わりはないなと感じます。

韓国人としては「コンビニに行けばいいのに、なんでこんなに自販機が多いんだろう?」と思うのですが、日本の自販機は24時間無人で稼働しているのに故障がほとんどなく、いつもきれいに管理されていて、日本の技術力とサービス精神を感じる部分です。

特に冬の寒い街を歩いているとき、自販機で温かい缶コーヒーを買って手を温める体験は、韓国ではなかなかできない日本ならではのささやかな幸せです。韓国人の友人が日本に来ると必ず一度は自販機の前で写真を撮るのも、納得がいきます。


2. まだまだ現金をよく使う

韓国はキャッシュレス先進国です。コンビニで100ウォン(約10円)の飴ひとつ買うのにもカードやスマホ決済が当たり前で、屋台でもカカオペイ(韓国のスマホ決済)で支払えます。現金を持ち歩かない人がほとんどで、財布の代わりにスマホケースにカード1枚だけ入れて出かける人も珍しくありません。

ところが日本に来ると、「現金のみ」という案内をけっこう頻繁に目にします。特に個人経営の食堂やラーメン屋、小さなお店では、いまだに現金払いしか受け付けないところが少なくありません。観光地のお土産屋や市場でも現金のみという場合があり、財布に現金がないと困る場面も出てきます。

もうひとつ驚いたのは、硬貨の種類が多いということです。1円、5円、10円、50円、100円、500円と6種類もあります。韓国では硬貨を使う機会がほとんどないため、日本で生活していると財布が小銭でどんどん重くなっていきます。最初はレジで硬貨を数えるのに慣れなくて、結局お札ばかり出してしまい、お釣りがどんどん溜まるという悪循環に陥ることもあります。

もちろん日本もPayPayやSuicaなどキャッシュレスが増えてきていますが、韓国の普及率に比べるとまだ差があります。日本旅行を計画している韓国人に「現金をちょっと持っていった方がいいよ」とアドバイスするのは、もはや必須になっています。


3. 挨拶と感謝の表現が終わらない

日本のサービス業で感じる一番大きな違いは、挨拶の回数と丁寧さです。

コンビニに入れば「いらっしゃいませ!」、会計のときに「ありがとうございます」、出るときにまた「ありがとうございます、またお越しくださいませ」。デパートやホテルでは深々とお辞儀をするスタッフを頻繁に見かけます。

韓国でももちろん「감사합니다(カムサハムニダ=ありがとうございます)」とは言いますが、日本のように繰り返し深いお辞儀をすることはめったにありません。最初は「ここまでする必要があるのかな?」と思いましたが、受ける側としては気持ちが良くなるのは確かです。

また面白いのは、日本の**「すみません」文化**です。この一言で「ごめんなさい」「失礼します」「ありがとう」「すみませーん(呼びかけ)」まで、さまざまな意味で使われます。食堂で店員さんを呼ぶときも、狭い道ですれ違うときも、誰かに助けてもらったときも「すみません」。韓国では場面ごとに違う表現を使うのですが、日本ではこの万能ワードひとつでほぼすべての状況をカバーできるのが興味深いです。

逆に、日本人が韓国に行くと店員さんの態度が「ぶっきらぼうだ」と感じることがあるかもしれませんが、韓国ではそれが自然なことなので誤解しないでくださいね!韓国式のサービスは、形式的な丁寧さよりも素早く効率的な対応が持ち味です。「お姉さん、ここにお水ください!」と言えばすぐ出てくる韓国の食堂のスピード感は、日本人がむしろうらやむポイントだったりもします。


4. トイレがどこに行ってもきれい

日本のトイレのレベルは世界的にも有名ですが、実際に体験すると噂以上です。

駅でもコンビニでも公園でも、どこに行ってもトイレがきれいで、しっかり管理されています。便座に暖房機能とウォシュレットが標準装備されていて、音姫(おとひめ)まで付いているところも多いです。

最初に一番驚いたのは、便座リモコンのボタンの数でした。ウォシュレットの水圧調節、便座の温度調節、乾燥機能、脱臭機能まで…。韓国にもウォシュレットはありますが、日本のように公共のトイレにまでここまでの機能が備わっているところはめったにありません。最初はどのボタンを押せばいいかわからなくて戸惑ったこともあります。

韓国もここ数年で公衆トイレがだいぶきれいになりましたが、日本のコンビニや駅のトイレの清潔さはもう一段上という印象です。特に高速道路のサービスエリア(SA/PA)のトイレは、韓国人の間でも「日本旅行の感動ポイント」のひとつに挙げられるほどです。あるサービスエリアではトイレ自体が観光スポットのように装飾されていて、「トイレのためにこのSAに寄った」という口コミがあるくらいです。

そして日本のトイレでもうひとつ印象的なのは、赤ちゃん連れへの配慮です。多くのトイレに折りたたみ式のベビーチェアやおむつ交換台が設置されていて、男性トイレにもこうした設備があるところが少なくありません。子どもを連れて外出するパパの立場からすると、本当にありがたい心配りです。


5. 四季の行事とお祭りが豊富

日本で感じる大きな魅力のひとつは、四季ごとにさまざまな行事やお祭り(まつり)があるということです。

春にはお花見、夏には花火大会と盆踊り、秋には紅葉狩り、冬にはイルミネーションとお正月。季節が変わるたびに街の雰囲気、コンビニの商品、人々の服装まですべてが変わります。

韓国にももちろん季節の行事はありますが、日本のように地域ごとに固有のお祭りがあり、町全体が参加する規模と熱意は、韓国ではなかなか見られない光景です。小さな町でも夏になれば浴衣を着て屋台で焼きそばを食べながら花火を楽しむ姿は、日本でしか味わえない特別な雰囲気です。

特に感心するのは、コンビニの季節マーケティングです。春になると桜味のお菓子や飲み物が一気にあふれ出し、夏には冷やし中華やかき氷関連の商品、秋にはさつまいもや栗味のスイーツ、冬にはおでんやクリスマスケーキの予約が始まります。韓国のコンビニも新商品の発売は早いですが、日本ほど季節感を徹底的に反映しているレベルではありません。コンビニに入るだけで「あ、季節が変わったんだな」と感じられるのは、日本ならではのユニークな体験です。

また、日本のお祭りは子どもたちにとっても特別な思い出になります。金魚すくい、射的、わたあめ、チョコバナナといった屋台がずらりと並ぶ光景は、子どもにとって夢の世界のような体験です。韓国にはこうした伝統的なお祭り屋台の文化がほとんどないため、子どもと一緒に日本のお祭りに行くと、子どもより親の方がテンションが上がってしまうこともあります。


まとめ

こうして5つを振り返ってみましたが、いかがでしたか?

驚くことが多いからといって、「日本の方がいい」とか「韓国の方がいい」という話ではありません。韓国には韓国の良さがあり、日本には日本の良さがあります。その違いを知って楽しむことが、お隣の国を理解する第一歩ではないかと思います。

実は逆に「日本人が韓国に来て驚いたこと」もたくさんあります。デリバリー文化のスピード、無料のおかずが次々と出てくる食堂、チムジルバン(韓国式サウナ)文化、どこでもキャッシュレス決済ができる便利さなどなど…。これは次の機会に改めてご紹介したいと思います。

皆さんも日本に来る機会があれば、この記事で紹介したことをぜひ実際に体験してみてください。そして韓国人の友人がいる日本の方は、「韓国ではどうなの?」と聞いてみると、きっと面白い話がたくさん聞けるはずです。

シェア: