開発日記

ラズベリーパイ4と初めて挨拶を交わした日

3年前に出会ったラズベリーパイに、AI時代の今ついに自ら挑戦。OS初期セットアップからSSH設定まで、ハードウェア開発の第一歩を記録します。

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ラズベリーパイ4とブレッドボードで電子工作に取り組む様子

3年前、ラズベリーパイとの出会い

ラズベリーパイを初めて目にしたのは、約3年前のことでした。当時、会社で機器開発を外注先に依頼したのですが、納品された機器の中核コンピュータがまさにラズベリーパイだったのです。クレジットカードほどの大きさのこの小さなボードが、実際の産業用機器を動かしているとは、かなり衝撃的でした。

しかし、当時の私にとってラズベリーパイは「他人の領域」でした。Webサービス中心の仕事しかしてこなかった私には、Arduinoやラズベリーパイといったものは名前こそ知っていたものの、「電子工学科や機械工学科出身の人が扱うもの」という固定観念がありました。


AIが変えた挑戦のハードル

正直に言えば、AIがなければ今でもその考えは変わっていなかったと思います。

しかし、AI時代が到来して状況が変わりました。AIがラズベリーパイを活用したC、C++、Pythonのコーディングまで一緒にサポートしてくれるので、自分が求める成果物を作り出せるという強い確信が生まれたのです。専門家でなくても、基礎知識とAIの助けがあれば十分にやれる——そう判断しました。

こうして、挑戦が始まりました。


ラズベリーパイ4の購入、そして価格への驚き

ラズベリーパイ4を購入して最初に驚いたのは価格でした。3年前に外注を依頼した頃はそこまで高くなかった記憶があるのですが、今ではラズベリーパイ4の4GBモデルが約15万ウォン(日本円で約1万5千円相当)ほどで販売されていました。

「こうなると分かっていたら、3年前に会社でもっと在庫を確保しておけばよかった…」

開発原価をもっと抑えられたのではないかという後悔はありますが、それでも今こそAIの力を借りて自分で挑戦できることに感謝しています。


初期セットアップ:OSインストールからSSH設定まで

ラズベリーパイ4を受け取って最初にやったことは、OS(オペレーティングシステム)のインストールでした。手順を簡単にまとめると以下の通りです。

  1. SDカードの準備 — 32GBのmicroSDカードを用意
  2. Raspberry Pi Imagerのダウンロード — 公式イメージャーを使ってOSイメージをSDカードに書き込み
  3. SSHの有効化 — イメージャーの設定段階でSSHを事前に有効化
  4. 起動とアップデート — 初回起動後、システムを最新の状態に更新

ここで特に強調したいのがSSHの設定です。SSHを有効にしておけば、ラズベリーパイに別途モニターを接続しなくても、ノートPCや他のパソコンからリモートで接続して作業ができます。開発効率が大幅に上がるポイントですね。


本当に便利な時代になった

セットアップをしながら、ふとこんなことを思いました。

子供の頃、Windows 95やXPの時代には、周辺機器を一つ接続するだけでも、対応するドライバーをいちいち探してインストールしなければなりませんでした。インターネット検索もままならない時代、ドライバーCDをなくしてしまった時の絶望感は今でも覚えています。

それが今では、ラズベリーパイにUSBデバイスを繋ぐだけで自動的に認識されます。こうした些細な部分からも技術の進歩を実感しますね。

ラズベリーパイOSは初めて触れるOSなので多少戸惑いはありますが、基本的にGUI環境が用意されているため、慣れるのにそう時間はかからなさそうです。


今後の計画:基礎からコツコツと

ここからが本番です。私が目指す機器開発のためのプログラミングに取り組んでいきます。

これから集中的に学ぶべき分野は大きく二つあります。

  • Pythonコーディング — ラズベリーパイで最も広く使われる言語であり、AIとの協業にも最適
  • 電気・電子の基礎 — GPIOピンの制御やセンサーの接続など、ハードウェアを扱うための基本知識

AIに助けてもらうにしても、この二つの基礎知識がなければ正確にリクエストすることもできませんし、AIが出した結果を理解して次のステップに進むこともできません。「AIが全部やってくれるだろう」という考えは危険です。基礎がなければ、AIの回答すら活かせないのですから。

これから1週間ほどは関連書籍を読みながら、簡単なサンプルを一つずつ試していく期間にするつもりです。LEDを一つ点けるところから始めて、少しずつ範囲を広げていきたいと思います。


専門外の人間でも、AIと一緒ならハードウェア開発に挑戦できる時代。ラズベリーパイ4との出会いは、その第一歩でした。

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